【Gサポート日記】エンスージアム
- Jouji Takarabe
- 2021年3月19日
- 読了時間: 2分
ある日のこと、アイダ・ブレイクと名乗る婦人がセールスのために、メアリーの自宅を訪問した。商品は子供のための“児童心理文庫”シリーズだった。
全部でいくらするのかを聞いて、メアリーは思わず声をあげた。彼女には、まったく買えそうもない金額なのだ。
しかし、彼女の気持ちを読み取ったブレイクは、一週間だけそれらの本をすべてメアリーに貸すことにした。その間にメアリーは借りていた本を全て読み切った。
そして、ブレイクが再度やってきたとき、メアリーは、大変悲しい気持ちで一杯になっていた。何故って? それは、それらの本は、今までに彼女が読んだ本の中で最良の本だ、と心の底から感じていたからだ。
「いつかお金を貯めて、必ずこの本を買いたい」
すると、メアリーが心からこの本に感動していることを感じ取ったブレイクは、彼女にある提案をした。
「もしあなたがこのシリーズ10セットを売ってくれたら、1セットをあなたに差し上げましょう」
メアリーにとって、願ってもない、素晴らしい提案だった。
メアリーはさっそく、友人知人へ電話をした。ブレイクに既に返却したせいで、彼女は、本の見本は持っていなかった。しかし、彼女は、見本よりも何よりも価値があるもの、即ち、その本に対する“エンスージアズム”を持ち合わせていた。
それから一日半のうちに、メアリーはなんと、目標の10セットを全て売ることができた。そして、その後メアリーは化粧品のセールスをするようになり、ついに全米有数の化粧品会社を創設し、社長をするまでの人物になっていったのだ。
「エンスージアム(enthusiasm)」。日本語で訳すと、“情熱”“熱意”となるでしょうか。
どんな業種であれ、いい仕事、いいサービスを提供するには、スキルと共に、いや、ひょっとするとそれ以上に、自らの商品やサービス、1つ1つの仕事に対して「エンスージアム」を持つことが不可欠なことは誰もが理解しているところです。
さて、翻ってのご質問です。私たちは自分たちが提供している商品やサービスに対して、心からの“エンスージアズム”を持って日々、取り組むことが出来ているでしょうか?自信をもって“Yes!”と言える方は是非、そのまま突き進んでいただきたいな、と思う一方、少しでも心に引っ掛かりを感じていただけた方は一度、時間を取り、あらためて自分自身を見つめ、“何が足りないのか”について深めてみましょう。
(村田有久)
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