【Gサポート日記】ソーシャルディスタンス・ニューノーマル
コロナ禍での生活も9ケ月が過ぎようとしています。
封鎖や休業、自粛の大波に翻弄されて、人々の生活や企業の経済活動は大きく傷つきました。しかし、現在ではウィズコロナを前提に3密を回避しながら活動を再開させつつあります。
そうした中で、よく用いられる言葉に「ソーシャルディスタンス」や「ニューノーマル」があります。
まず「ソーシャルディスタンス」ですが、これは語意として適切なのでしょうか。
「SOCIAL DISTANCE(社会的距離)」は心理的な距離をイメージさせ、マスク着用による表情伝達の阻害と併せてマイナスの語感を持ってしまいます。感染回避のための物理的距離を保つことこそが必要なことであると思います。
また、「ニューノーマル」については、「新しい常態」と訳されることが多いようですが、範囲が広く漠然とした概念で客観的過ぎる言葉のように感じられます。
私たちは、接触を避けながらコミュニケーションをより活発化させ、DXや働き方改革を通してより具体的な施策をとる必要があります。
令和2年11月24日
株式会社Gサポート
代表取締役 黒 園 宏