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【Gサポート日記】DX(デジタル・トランスフォーメーション)

 日本の生産性の低さが指摘されています。

 ある調査によると、日本の生産性は先進国の中で最低であり、GAFAを始めとするIT化への産業構造転換を果たした米国と比し約3分の2の水準に留まっているという報告もあります。

 日本が得意とする物造りの現場では「カイゼン」が常時行われ、生産性に対する認識が強く意識されていますが、事務総務間接系部門では直接収益獲得部門でないため、生産性に対する意識が低いまま永年徒過してきました。

 一方で、人手不足や働き方改革への対応が求められることにより、ここにきて漸く間接部門の生産性向上が動き出したようです。そうした中で、間接部門の業務改善として脚光を浴びてきているのがDXと呼ばれるデジタルデータ化の動きです。

 DX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、アナログ情報をデジタル化し、RPA(ロボット)やAIを活用して業務処理を行うことをいい、業務そのものを「トランスフォーメーション=大きく変革すること」を指します。

 但し、これは単純にデータをDX化することで生産性向上に繋がるということではありません。間接部門の各業務プロセスを分析し、「ムダ・ムリ・ムラ」を取り除き、自動化かつ簡素化した新プロセスを作り上げることがDX化です。

 間接部門の再構築を行い、生産性向上の第一歩を踏み出しましょう。

令和2年2月25日

株式会社Gサポート

代表取締役 黒 園  宏

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