【Gサポート日記】RPAの現状と課題
RPA(ROBOTIC PROCESS AUTOMATION)の普及に目覚ましいものがあります。
AIやRPAに関する展示会には10万人を超える人が訪れ、様々なベンダーが趣向を凝らした展示を行い、RPAを取り巻く熱気は益々高まっているように思います。
他方でその成果は大きく分かれていると言われています。大きく成果を出している企業は全体の数十%に留まり、残りは“少し効果はあったものの期待していたほどでは”という状況で、その差は導入時の現状プロセス分析の違いに起因しているようです。
部分的、限定的なRPA活用は成果も限定的で、業務プロセス全体を俯瞰した設計構築が重要となります。単に基幹系システムでカバーできない手作業による業務をRPA化するだけでなく、プロセス全体を見直し、業務の廃止や簡素化を含めた抜本的見直しの中でRPA活用を図ることが鍵となるようです。
令和元年 7月16日
株式会社Gサポート
代表取締役 黒 園 宏