【Gサポート日記】軽減税率対策補助金の拡充
今年の大きなトピックの1つに、10月の消費税増税とこれに伴う軽減税率制度の実施があります。
これについては、中小企業庁による軽減税率対策補助金が従来より実施されていますが、その制度拡充が先月25日に発表されました。
1.補助対象の拡大
○事業者間取引における請求書等の作成に対応するシステムの開発・改修、パッケージ製品・事務機器等の導入に係る費用を対象とする
○商品情報の登録をレジ設置時とは別に行う場合の費用も対象とする
○複数税率に対応する「券売機」も対象とする
2.補助率の引上げ
○レジの設置・改修、受発注システムの改修等に要する経費「3分の2以内」→「4分の3以内」
○3万円未満のレジを1台のみ導入する場合「4分の3以内」→「5分の4以内」
3.補助対象事業者の取扱い
従来対象外だった旅館・ホテル等の一部の事業者が対象として認められるよう、制度運用を改善
2、3についてはこの年始からの申請分が対象となっています。
今後も動向に注視していきたいと思います。
(今村 唯)