【Gサポート日記】危険予測でリスク回避
皆さんは普段からどの程度、危険予測をされていらっしゃるでしょうか。危険予測と聞くと大きく考えすぎて、普段の生活とはあまり関係ないとお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、意識しないうちに色々な危険予測をしていらっしゃると思います。
例えば、広島も梅雨入りをし、天気が悪い日が多くなってきました。「天気予報はくもりだけど、雨が降りそうな気がするから傘を持っていこう」とか、「急に雨が降ってもいいように折り畳み傘を持ち歩こう」、「台風が近づいているから、飛びそうなものを家の中に入れておこう」というようなことも、小さいことではありますが、立派な危険予測です。無意識的にリスク回避をしているのです。
お仕事面ではいかがでしょうか。今行っている仕事に対してどんなリスクがあるか、スラスラ言えるでしょうか。
危険予測ができるようになる一番効果的な方法は、その危険に直面することです。ただ、全ての危険に直面できるわけはありませんし、できることなら直面しない方がいいに決まっています。
そういう時には、体験談として経験者から情報をもらったり、研修の一環としてリスク回避シミュレーションを行ったりすることも方法の1つです。擬似的に危険を体感するのです。
私たちは普段の生活で起こしてしまった失敗から危険予測をしています。そこで養われた嗅覚を、ぜひビジネスでも活かしていきましょう。
(岡田 積善)