【Gサポート日記】スズランの日
- Jouji Takarabe
- 2018年5月1日
- 読了時間: 1分
好天に恵まれ5月がスタートしました。5月1日といえば、日本ではゴールデンウィークの真っ只中というイメージが強いですが、フランスでは「スズランを贈る日」として親しまれているそうです。
花が鈴なりに咲くこの植物は、古来よりケルト人にとっての春のシンボルであり、幸せを呼ぶと考えられてきました。そして16世紀の半ば、5月1日にスズランの花束をプレゼントされたフランスのシャルル9世がそれを気に入り、以後毎年、宮廷の婦人にスズランを送ることにしたのだそうです。スズランを贈る風習は、19世紀の終わりから一般の人々の間にも広まり、現在でも5月1日が近づくと街頭でスズランの花束が売られるようになるそうです。
ところで、5月1日は「メーデー」(労働者の日)でもあります。1889年にパリで開かれた国際労働者会議で、5月1日を「国際的一大示威行動日」と決定したのがメーデーの起こりといわれています。翌年から労働者たちのデモ隊は8時間の労働、8時間の睡眠、8時間の余暇の3つの要求を掲げるようになります。1907年にはその要求のシンボルとして、赤いリボンで結んだスズランの花束が使われるようになったそうです。
今でいうところのワーク・ライフ・バランスが幸せの鍵ということを表しているかのようですね。
(今村 唯)

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