「現場重視」姿勢について考えを深めてみる
ヤマト運輸が30年以上にわたって毎週行っている「経営戦略会議」についてです。
「経営戦略会議」というと、皆様はどのような参加者をイメージされますか?
一般的には社長を筆頭に、いわゆる“経営幹部”“管理職”まで、とお考えになる方が圧倒的大多数だと思われます。しかし、ヤマト運輸において毎週行われる「経営戦略会議」には、なんと、一般社員(セールスドライバー)も参加し、意見を言うそうです。
目的は、新たなサービスについて、「現場のアイデア」を聴くこと。“コンビニ店頭での荷
物の受け取り”や“電子マネー決済”等の斬新なサービスは、実はこの会議から、しかも、
一般社員の意見から生まれたのは有名な話です。
このヤマト社の事例、我々に様々な事を教えてくれている気がします。是非、一度、この
短い事例を参考に自社の今後の在り方について何かスパイスを加えてみることを検討して
みても悪くないかもしれません。
(村田 有久)
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