「計画」と「予定」の違い
石川島播磨、そして東芝の社長を歴任した戦後復興の立役者の一人、土光敏夫氏の言葉「計画とは」についてです。
『計画とは将来への意思である。将来への意思は、現在から飛躍し、無理があり、現実不可能に見えるものでなくてはならない。現在の延長線上にあり、合理的であり、現実可能な計画はむしろ「予定」と呼ぶべきであろう』
如何ですか?私はこの言葉に触れた後、時代を文字通り「創って」きた方の言葉にはやはり、凄み・意志が宿っているものだなぁ、と、思わず、しばらく考え込んでしまいました。
多くの企業が社内で“計画”という言葉を多用しているかと思いますが、皆さんの“計画”は、果たして土光氏が言うところの“計画”なのでしょうか?或いは、“予定”なのでしょうか?
(村田 有久)
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