【Gサポート日記】「生産性向上」の議論に思う事
生産性向上には重要なキーワードが2つありますね。むろん“高効率”と“高付加価値”です。
一般的に、生産性と言うと、とかく“高効率”の文脈で語られることが多いと感じます。しかし、“高効率”というのは、究極は自社都合、経営都合の話です。“高効率”で生まれた“余裕”により、どれだけ顧客や社会、或いは社員に“高付加価値”な商品・サービスを提供出来るか。この2つが対となって初めて“生産性向上”が実現されることを忘れてはなりません。言い換えれば“生産性向上”の究極の目的は“高付加価値”にあることを肝に銘じていきましょう。
経営者にとって大きなテーマとなる“生産性向上”。今後、皆様は自社をどのように“革新”して“生産性向上”を実現していかれますでしょうか?とかく“高効率”の文脈のみで語られがちなこのテーマ、何を“付加価値”と定義するかも考えながら、あらためて自社の“生産性向上”について考えて行きましょう。
(村田 有久)